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その3  2012/05/15 草の細道ー銀輪万葉集 その参

本年は古事記が太安萬侶によって撰上されて一三〇〇年という。各地で記念の催しが開催されると言うことであり、我が「草の細道」とて看過することもなかろうと、次に記す銀輪行を催した次第であります。もっとも、奈良市田原地区において発見された太安萬侶の墓には既に参っているが、今回はその墓で墓誌と共に発見された遺骨が、田原本町の多神社にある「参り塚」に分骨されるという知らせを受けておこなった銀輪行を紹介する。道行きは例によって偐家持と偐山頭火、どうか最後までお付き合いくださいますようお願いして巻頭の辞といたします。

その2  2008/12/20 草の細道ー銀輪万葉集 その弐 

若草から車に乗り込み、外環状線をひた走る。公園の前で家持と小万知が歓迎してくれた。さあ、楽しい錦織公園秋の夢の開幕だ。   暫く進むとアーチ橋が現れ、小万知が駆け上ると欄干からメロディーが流れ智麻呂が撥ねる。夢のコラボレーションが始まる・・・・

その1  2008/07/24 草の細道ー銀輪万葉集 その壱

この「草の細道」は副題に「銀輪万葉集」とあるように、森内家持と冨田山頭火の二人が何を狂ったか自転車でをちこちを走り回り、その道すがらに思いつくまま、和歌や俳句を作ろうということで始まった「完結することのない」旅の和歌・句集である。和歌は家持の作、自由律俳は山頭火の作である。勿論、あの大伴家持、種田山頭火とは何の関係もない。偐紫田舎源氏になぞらえるなら、偐万葉田舎家持、偐種田田舎山頭火である・・・・

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